普段子供をどのように褒めていますか?
「ママ(パパ)見てて!」と言って、ジャンプしたり、走ったり、自慢する様に色々見せてくれる我が子にその後、どの様な言葉で褒めますか?
【プロセス】を褒めると挑戦する力を育むことができる
例えば、モノを飛び越えるジャンプを見せてくれた時、親の褒め言葉は3種類のどれかだと思います。
⑴「いいジャンプだったね」と努力や計画、行動を褒めた言葉
⑵「飛び越えることができたね」と能力を褒めた言葉
⑶「すごい」「おー」など、上記以外の褒めた言葉
子供の学ぶ力や挑戦する力を育むのに一番良い褒め方は⑴のプロセスを褒めることです。
親の褒め言葉で根気が身に付く
スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授が諦める学生と、粘り強く学ぼうとする学生、この両者の差は「できない理由の捉え方」であると突き止めました。
そして、捉え方には、幼少期の褒められ方が深く関わっていることもわかったそうです。
更に、子供は2つのタイプに分けられ、
・成功は、生まれつきの才能、頭の良さの結果だと信じる子
(硬直マインドセット)
・成功は、一生懸命頑張った結果だと信じる子
(成長マインドセット)
上記の2タイプの脳が褒められ方で作られていきます。
硬直マインドセット
硬直マインドセットの子供は、生まれつきの知能がずっとついてまわると信じています。こういった子供は、失敗すると追い詰められた様に感じ、自分には才能や頭が良くないと考え、できない子供だと思われるのを恐れて、挑戦することを避けるようになってしまうそうです。
硬直マインドセットに導くのは、才能・人格を褒めることなのです。
成長マインドセット
成長マインドセットの子供は、知性は努力で身につくと信じています。勉強すればするほど賢くなると考えて、失敗した時も、もっと時間と努力を積み重ねることで乗り越えられると信じています。できる子供だと思われるよりも学ぶことに価値をおき、難しい課題にも粘り強く取り組んでいきます。
成長マインドセットに導くには、プロセスを褒めることなのです。
成長マインドセットを植え付ける
私も含め85%の親が能力を褒めることが必要だと思っているみたいです。実際に私も「スゴイ!」や「賢い」などを連呼し才能を褒めていました。
子供の努力を褒めること
「努力を褒めて、才能は褒めない」これが最も重要です。でも、プロセスを咄嗟に褒めるのは相当な訓練が必要だと思います。が、私たち親ができることなら何でもしますという事で頑張って身につけましょう。
「頑張ったね」「○○してくれてありがとう」など、、、
大人になってもまだ間に合う
何歳になっても、硬直マインドセットの脳から成長マインドセットの脳に変わることができます。脳も使えば使うほど鍛えられるので、脳のトレーニングをしましょう。脳のトレーニングは「技能を練習する」こと、「新しいことを学ぶ」ことが有効になります。
脳の改造は何歳になっても可能なので、意識的に取り組めば、大人だって変えられます。
まとめ
子供の頃から、親にプロセスを褒めらることで、成長マインドセット脳になり挑戦すること、根気強く諦めない子供になっていく。
これらを意識して早速、我が子にプロセスのベダ褒めをしていきます。成果がで出たら、またお伝えします。。